カンフー・太極拳サークル 樊孟(はんもう)の会

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樊先生のふるさと、山東省



山東省は先生の故郷


どんなところなのでしょうか。


中国 - 山東省 - 北京ing

山東省の面積156,700平方キロメートル
ちなみに
日本の総面積が約380,000平方キロメートル
改めて中国、広い、デカイです。


いや、広大すぎる。


先生〜、せんせいの故郷は
この中の
どのあたりになるのですか〜。





………。



やまびこも届かないくらい広大ですよ〜




山東省は天然資源が豊かです。


確か、中国語の例文に
それと同じような文章があって
へー、そうなのか!と
思いましたので
憶えています。


例文は忘れましたけれどもね。


とにかく鉱石が豊富です。
埋蔵量でみれば
金、
天然イオウ、
石っこうはトップ
石油、
ダイヤモンド、
マグネサイト、
コバルト、
ハフニウム、
花崗岩は二位、
塩化カリウム、
石墨、
滑石、
ベントナイト、
石灰岩などが三位
このほか
石炭、
天然ガス、
鉄、
重晶石、
ケイソウ土、
ジルコン、
ボーキサイト
耐火粘土などなど


書ききれません。




山東省は中国でもこう呼ばれています。
食糧・綿花・石油の倉庫
果物・水産物も豊富にとれる土地




小麦、綿花、落花生、葉たばこ、麻類


果物、野菜、海産物、蚕の繭、生薬(漢方)の主要生産区


煙台のリンゴ、
莱陽のナシ、
肥城のモモ、
楽陵のナツメ(金糸小棗)


土地柄としては山梨と
静岡、あるいは三重辺りの海沿いが
合体したかのような
場所なのかしら?と
想像します。
がなにぶんにも広大で
地域差でかいんでしょうね。
冬は東北地方並みに寒そうだ。


そんな土地柄で
石油の埋蔵されてるといわれる
地層面積が5万平方キロあるそうですし


初陝・z区は全国十大石炭基地の一つです。


そんな関係もあって、山東省には電力資源が充分あります。
山東省電力ネットワークは
全国六大電力ネットワークにおける
唯一の省独自の電力ネットワークなのだそうです。




しかも、山東省の案内サイトの
写真でもわかるように
一度は見なきゃなものが満載です。


世界自然文化遺産
五岳のトップ 泰山、


世界文化遺産の指定を受けた
孔子の故郷 曲阜Qu fuの孔廟、孔府、孔林、 


古代斉国の古都 臨諸t、Linyi


この世のパラダイス 蓬莱、


道教の聖地 嶗山、laoshan
お茶でも有名です。


凧祭りで有名な都市 坊、Weifang 


世界の国際ビールの町 青島、


世界のブドウ酒の町 煙台、
張裕ワイナリーはつとに有名です


栄城の景観「天の果て」、「泉の都市」といわれる済南、


海に通じる黄河河口の奇観




ガイドブックをみただけでも
ため息が出ますね。


死ぬまでに
一度は行ってみたいです。


私の場合
ビールの青島
ワインの煙台は
はずせません。

泰山じゃないのかよ!


そして、そのような山東省の登録失業率は
とても低い、一桁台なのです。
(登録、っていうのがポイントですけれども)
しかし、躍進する町というのは
国を問わず貧富の差が大きいのが常です。
特に農村部の貧困状態は根深く。


あれだけ飛躍的に成長を遂げている大国ですが
中国の大都市部の失業率の高さご存知でしょうか。
都市の生活にあこがれて大学を出たものの
仕事がなく
今は郊外に職を求め
知識層が都心から動き始めているそうです。
蟻族といわれる大卒知識層の就業困難は
テレビで報道もありましたね。
日本同様によほどのエリート以外の新卒者は就職が困難です。
そしてまた、出稼ぎ労働者(地方の農民の貧困層)に
仕事が回らない現状。
帰りたくても帰れない地方出身者。


大きな問題です。


日本も同じ問題を
今抱えていますよね。


各省はさまざま取り組みをしているようですが。
山東省人民政府も、十年前!国の決定を受け
貧困脱却扶助開発の目標を立てています。
山東省農村部における貧困脱却扶助開発計画(2001〜2010年)」
これを配布し、まい進してきました。
今年度、その結果が
各省で出されるのではないでしょうか。
国民経済・社会発展計画に関する報告 -- pekinshuho


検索による資料と
ガイドなどによりますと……


そんな山東省。


山東人の先生であります。


先生に山東人の気質などについて
聞いてみようかな。


そんなふうで、
山東省に向かう間寛平さんをみながら
リアルタイムの中国の暮らしや
本当に広大すぎるほどの土地が
延々と続く様子
編集された完成品をみるよりも
ずっと面白いのです。


太極拳を知ること。
中国文化を知ること。
古の教えに触れること。
それを理解しようとつとめる事。
私にとっては、それらの流れから
今の中国を知ることも
大事なことのひとつです。


批判も大事、理解も大事、主張も大いに大事。


学ぶべきことは素直に学び
過去は過去として知り
現実にともに今を生きるには
果たして
国と国がきちんと独立して
付き合うには
われわれは何を話しあっていくべきでしょう。


シルクロード西安にいたり
そこから東へ東へ広大な原野を進み
ようやく青島へいたり
やがて日本へ何を
古に運んだのでしょう。
今もシルクロードから黄砂が届きます。
われわれは今を生きています。


師と生徒と
この地で
今をともに。
スギ花粉も黄砂も
一緒に吸いながら……