カンフー・太極拳サークル 樊孟(はんもう)の会

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胯( kua4) 腰( yao1) 肩( jian1)

体を支え
動きを作る


どこが動いているか
どこに力がかかっているのか


私たちは
日頃は
あまり意識をしません



右のほうへ行く


足元に落ちたものを
拾おうとして屈む


机の上にあるものをつかんで
引き寄せ
持ち上げる


名前を呼ばれ
後方を振り返り
その声の主をみつけ
腕をあげ
背伸びをして手を振る
その方向へ
駆け出す



さて


太極拳をするときに
流れるように
どこにも
とどまらずに
次のかたちへと
移り変わっていく


あのしなやかな動きを
作り支えるもの
それについて
先生から


三つの言葉を覚えてくださいと
お話がありました


申し訳ありません
もうずいぶん
以前にお話ししてもらったのですが
うまくまとめられませんでした(・_・;)

今もなんですが(さらに(・_・;)(・_・;))


まず
骨盤の大きな羽のような骨の
両サイドの、脚とつながる関節

股関節


股関節を開き緩める
これらは足の動き
進む方向を決めます



(参考までに骨格模型の絵)




脚の行く先は
股関節が緩んだ方向に
自然と待っている
とでもいうのでしょうか


うまく言葉では言えません


先生が動くとき


足先や
脚の運びだけでなく
股関節の動きも
よく注意してみます
身体の内部の
動きと言いましょうか…


くっと腰がはいって
お尻がきゅっとあがって
丹田に集中するというか


動きは連続して
おこっていて
身体が開き
脚が前に
そして
自然と身体がついていく

ああ、なるほど

とわかると
思います

先生の動きを見た人は……



(目で見てわかっても
できないのです
が、
理解していくって
やはり
大切なことですよね)


下半身、足の動きにとって
はこの股関節が
重要な場所です


中国語では
こういうそうです



胯 kua



固くしない
開く、ゆるめる
太極拳をするときは
ここがゆるみっぱなしだねと
先生が笑ってお話してます

私たちの表情も
緩みます



(参考までに骨格模型の絵)

そして
その関節のある
二枚の羽のような形の骨盤を含んで
やや上の臍周りも含む


腰 yao

これを使うことが重要です
上半身も下半身も
腰を中心にして
大きく動きます

日本人がイメージする腰と
中国武術で言う腰は
少しニュアンスが違いますけれども


実際に
筋肉がどのようについているか
よく見てみると
肩や首につながる筋肉も
脚につながる筋肉も
この場所を起点にして
体に広がっていることが
わかります

それは見事です

腰を使うことで
腕も
脚も
自在に方向を決め
動くことができます

腰は
体の中心



肉月に「要」と書いて腰とは
よく言ったものと
その重要性を説いたりすることが
ありますよね!

要というのは
扇の
あの一本の留め具


あれがなければ
扇はばらばらのただの骨のパーツですが
要があることで一枚の美しい形になり
開いたり閉じたりしますね。


さてさて、
腰から肩の筋肉につながっていると
先ほど書きました

腰を動かすと
肩の方向も動くのです



(参考までに骨格模型の絵)




肩は腕の動きの方向を
誘導します


起式の
上げた腕を
肩、肱、手首、手のひらと
順に伝えて
下ろしていく
動きの伝わり方


最初が
肩であること

肩 jian


太極拳での
腕の動きのすべては
この肩から
始まる
身体の動きもまず
肩が動いていくよ

先生が
実際に
動いて
見せてくださいます

自然にね

太極拳の「自然」は
これらが意識的な練習の結果
ごく当たり前そのように
身体の動きが協調した時に
生まれてきます


太極拳の
たくさんの
連続する動きの中の
細かい所作が数々あります

いろいろな
注意がそれぞれありますよね



しかし、それ以前に
重要なポイントは



胯 kua4


腰 yao1


肩jian1


(参考までに骨格模型の絵)





三つの関節部分が
うまく
働いて



重心の移動
美しい動き
連綿とした
ゆるやかな流れが
可能になるそうです



(参考までに骨格模型の絵)
参考の絵、ちょっとしつこいでしょうか?



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