カンフー・太極拳サークル 樊孟(はんもう)の会

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心静 意動 体松  (再び)

日常どんな出来事があっても
練習の場所にあっては


去来する雑念を避け
ざわめき立つ心の雑音を沈める


心を穏やかに
落ち着け静める


一旦動くとなれば
意をもって
針の小さな穴に
細い糸を通すように

意識をもって
それによって
よどみなく動き


その動きを表す
身体はあくまでも緩め
松の状態であること


今何をしているか
何をしたいのか
何をするのか
今に集中して
意識を鋭敏に働かせるためには


余計な心配事や
起こるかもしれない
わずらわしさや
出来ない不安などは
一旦保留しておいておき
あくまでも静かな状態であること


動きを
体現する道具である
身体は緩んだ状態
ミッションの車でいうと
ニュートラルな状態とでも
いうのでしょうか


どこにも緊張のない
均質な状態から
はじめて動が生まれ
それが
心と意を伴い
生き生きとしたものに
変化していく


私が書くと
まったく武術的ではありませんが


先生から
ずっと
このことを
一年、お話されていたなあ

振り返る季節の変わり目


まだまだ
そんな状態には
ほど遠く
途方にくれますが


我々
何もしらなかった
太極拳を
今は毎回
はじめるよの合図とともに
自然にいつものメニューを
淡々とこなせるようになりました


これも一つの
大きな套路
ルーティンワークですね



まずはこれをやろうと始めた
24式の套路
ほぼ全員が
覚えたなあと思います
コツコツ増やしてきた
カンフー体操1、2
そして五歩拳も
動きのレベルはおいといて
一通り
みんなが動けるかなあという
ところまで来たかなと思います


新しく夕方の部に入った方などは
本当に習得が速くて
驚きます


太極拳にはいろいろあって
24式では
こういうふうに
動くんだな、という流れを
学んだ気がしたあと


生徒自身にはおそらく
しばらくは
スランプが続きます


出来てるのか
出来てないのか


これでいいのか
よくないのか


自分では
よくわからないのです



出来てるつもりだったものの
細かい動きや変化が
ぱっと見て感じ取れるようになったり
していく過程がやってくると思います


感じ取れても
それを
自分が
ちゃんと体で表せるかは
また別の問題で


わからなくて
本を私も読んだり
参考になるものを
探したり
かなり必死でしますけども



頭の中
言葉でいくら置き換えても
それは
体現ではないし
そこへ至るには
やはり
目の前にいる
師の目でみてもらい
新しいアドバイスを
もらうことが
必要になりますね


自分を鏡と思って
師の動きを
写すような
努力が
やはり重要なのかなと
思うのです



私が最近気づくのは


去年
先生が私に言ってくれた
あの言葉は
そういうことだったか!と
やっと
納得できる日が
後から
突然やってくるということです


ああ、それ
そういうことだったか!
わかった気がしてたけど
全然違ってた〜
もう、早く言ってよ
(先生はとっくに言っているし、やっている)


先生の動きをみて


皆さんが
先生と練習するのを見て


また
先生が誰かにアドバイスをするのを見て


私は
去年、おととし先生が言った
言葉の端々から
更に
新しい三つの言葉を
自分なりに受け取ります


皆さんはどうでしょうか?


昨日は
和暦では雨水
降り続く雪もとけて
雨に変わるような時節でしたが
正にそんな天気で


私の住む町は
夜半から
うっすら積もった雪が
朝方雨になって
しとやかにしめやかに
景色を潤していました


もう少し
専門的な言葉で
これから解説もできたらいいんですが



年度末に
皆さんが書いてくださった
日記から抜粋して
練習を振り返ってみようかなと
思っています。
お楽しみに。


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