カンフー・太極拳サークル 樊孟(はんもう)の会

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千変万化

会を作って
先生を招いて
練習をするようになってから


初期のメンバーは
3年目に入りました。
 

週に一度とはいえ
3年
習い事を続けるというのも
なかなか
できることではないと
私は思います。


皆さんありがとうございます。


しかしながら、
本当に太極拳が面白くなるのは
5年くらいしてから
なのかもしれないと
只今私はおもっているところです。


習熟を助ける
頻度や密度もありますね。


ということは
週一回のペースであればこそ
できること
というのも
あるのかもしれないです。


ひとそれぞれに
向き合うものの
重き軽きあります
目的も様々です。



武術の心ってなんだろうと
すこしだけ思いながら
今おります


人を殺めるような力のあるものを
学んで一体
どうしようというのでしょうか


我々
先生の持っている
さまざまを
教えていただきながら
こうしています。


套路
全ては
「この形」となる
ただ一つ
「完全なる美」のようなものも
追及できます


型は形象でありますから


流れる水のごとく
とどまることがない
連綿と続く
滔滔と



おおもとにある技のカタチから


幾通りにも
幾重にも


誰かと対すれば
変化していく
対応の
そのやりとりの様子こそが
太極拳であると


先生のお話を聞いていて
そうかと
思ったりするのであります


相手の力を利用して
それにレスポンスしているとき
既に自分は
思った方向へ行きたくても
ちょっと待てよや
変化を強いられています


拒絶を受けたり


ウエルカムであったり


その印象に騙されて動けば
力を奪われていたり


嫌な感じに任せてみたら
ふっと楽になったり


強引に行こうとすれば
抵抗が大きく
動きが取れなくなったり
倒されて
飛ばされてしまったり


好んでする変化もあれば


その力をかわすために
身を挺して受け止めそれを流し
しばらく自分の息をも殺したり


しかし
攻撃であるはずのそれを
違う力に変えて
手渡し直すような
やりとりも
生まれてくる



ふと気づけば
どんな時も
私たちは
瞬時に
そういうことを
いつだって行っているんだなと
思うのであります


会社でも家庭でも
練習でも、です



先生が
千変万化という言葉を
ホワイトボードに
書かれました


噛みしめながら


陰陽の理や
太極拳の原則
その思想など
先生の楽しい
例えばの話を聞いて
押したり引いたりを
試したりして


それぞれの理解度で
ふむふむと頷きます



また半年
一年して
このときを思い返し


過去の自分たちと
対話してみたりすると
自分の質的な
変化なども見えてきたりするでしょうか


現在は


具体的には
その型の意味合い、
用法の一つを
先生に伺いながら
決まった一つのカタチの
持つ無限の変容を
実験的に
手を取り、受けたりして
授業を行っています


すべからく
関節技である
応用を試してもらい
楽しんでいます


楽しみながら
その千変万化には
自己の成長の可能性も
垣間見たりするのであります

(いくつになろうとも)


想定外や予想外は
このところ
あまりよい意味では
使われていませんが


そういうことどもに
対処できるだけの
質的な深まりや
基本技術の応用を
経験者の人たちは
徐々に
知っていくでしょう


どんなに長く学んでも
初めて入ったときの
太極拳を知ったときの気持ちを
忘れずにいたいですね


後から入ったお仲間には
ゆっくり学んでいただきたい
そうして
もっともっと
楽しくなるから


覚えただけで
満足しないで
こっちへおいで


と思っています


千変万化の言葉の中に
あなたはあなたのままでいいも
あなたは無限に成長できるも
老いていく時間や身体の有限の中での自由とか
それはもう
全部があって



ひとりひとりに
それぞれの太極拳があっていいという
先生の言葉通りに
その人が表現されていく


我々の教室では
飽きることなく
基本の簡単な套路
繰り返して
怠るまいと思うのであります。


本年度も
よろしくお願いします。



樊孟の会
定例練習のメニューは


柔軟体操
基本功
24式套路
五歩拳
カンフー体操1・2


それぞれの
習熟度に合わせた
気付きと
進度を
自分で決めて
求めるものをそこから探し
自分の太極拳


それに合わせ


他に必要になってくる
術や方法、技の教授も
先生にお願いして
来年あたりからは
特別の講習などを
考えていこうと思います。


ご協力を
よろしくお願いします。