太極拳が教えてくれた人生の宝物
講談社文庫
７１０円
文庫本です
太極拳の総本山で
筆者が体験した
神秘と奇跡のこと。
感じたこと。
考えたこと。
どうにもならなかったこと。
素晴らしき出会い。
また別れも。
新しい価値観によって
壊れていく
過去の世界観
しかしいつまでもそこに住む自分。
耐え切れない
自己の感覚的な拘りから
自由になっていくことの難しさ。
そして
それを感得したときの
体験する広がり。
さまざま語られています。
音楽家
自己啓発・ビジネスセミナーなど
多彩な活動で知られるデュボワ氏。
人生を変えるべく挑んだ太極拳
その修行の記録です。
自分が当たり前に
過ごしてきた生活からは
想像もできない世界で
彼が得たもの
武当山体験記
というには
ちょっとファンタジックなところもある
音楽家の彼ならではの
感受力のようなものもあって
事実に
ふんわりとした甘さを添えているかなと
思います。
極限まで追い込まれた
デュポワさんの
エピソードに引き込まれるうちに
師を得るという事の
素晴らしさや
日常において
あえて武術を学ぶとは
どういうことなのか
また
その日常を
一旦保留にして
山に籠って
武術だけに身を委ねることの
本当の意味はなにか
など
さまざまなことが
なんとなく
理解できます。
うるうると涙腺にくる
感動もありますよ。
方法論ばかりではなく
こういう本も出ているんですね。
たまにはいかがでしょう。
これは先生おすすめではなくて
会員の方が読んで
教えてくれた
良書です。
私はこれをお借りして読み
その後一冊友人に
買い求めて進呈し
自分にも一冊買い
本棚にあります。
深刻でない
軽い本です。
いかがでしょうか？
体験ですから
誰にも当てはまる
ということではありませんが
一読を
お勧めします。
〇〇ゾンでは
中古本１円＋郵送料で
まだ数冊
入手ができるようです（５/２現在ね）
