カンフー・太極拳サークル 樊孟(はんもう)の会

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老子と太極拳

全八十一章からなる

エクササイズとしての

「太極拳」は

健康法として定着してきた。

さらなる会得、体得のために

内的な深さを著者は言う。

そこで、

太極拳を老師の言葉

道教思想などから

どうとらえるか、

わかりやすく

具体的な例をあげ

思索を深めるように

著されている。

老子と太極拳

 

 

なるほどね~とまずなる。

 

でも実際には

どうすればいいの~

みたいな

ことがいっぱい書いてあるのである

 

太極拳の

ハウツー本では

まったくない。

 

全くないけれども

具体的なことも書いてある。

わかる人には、はっとするほど

よくわかる。

 

著者が太極拳、武術を

熟知しているからこそ

書けることが

たくさんあって

これを読んで

深く理解するまで

太極拳を求めなければ

役に立たない本であるかもしれない。

 

いやそんなことはなくて

太極拳をしない人にも

暮らしていくうえで

哲学が記してあるのであり

それを実践していくことで

求道となるともいえる。

 

私は最近は

迷ったりするときに

これをひっぱり出してきて

ぱっとめくったところの章だけ読む。

悩みや

うだうだと

しつこく頭にこびりついてること

 

関係ないページでも

ともかく読んでいれば

ああと思って落ち着くことがある。

 

ことがある。

 

煩悩と迷いにまみれた私は

たびたび開いて

同じページでああとなる。

 

興味ある方は是非。

 

※著者の清水豊さんは

十代の頃より

八卦拳

楊家太極拳

合気道

大東流

新陰流、

立身流などを

学ばれた。

思想史を先行され、中国武術や神道などの研究を

行われ、中央大学国学院大学、

国立台湾師範大学などでも教鞭をとられる。

多くの著作がある。

現在

執筆の傍ら、八卦両儀堂で

太極拳、八卦拳、合気之術の教授も行っている方だそうです。

本著の作者紹介を参照しました。